• セッションNo.34 最新の振動騒音・音質技術V(OS)
  • 5月23日 パシフィコ横浜 G301+G302 12:10-14:15
  • 座長:関根 道昭(自動車技術総合機構)
OS企画趣旨
車両における振動騒音や音質の評価・設計・CAEの最新技術を紹介し,新しい時代のモビリティの価値創造に貢献する技術について議論する.
企画委員会
振動騒音部門委員会,音質評価技術部門委員会
オーガナイザー
駒田匡史(トヨタ自動車),近藤 隆(本田技術研究所),石塚昌之(シーメンス),戸井武司(中央大学)
No. タイトル・著者(所属)
147

A Study on the Cause and Improvement of Hood Rattle
-Cause and Improvement of Hood Rattle-

Eunmin Kim・InSun Baik・HooSang Part・SangIl Lee・JongWook Moon (Hyundai Motor)

Hood rattle of the causes of hood noise, and we are trying to understand the principle of rattle and improve it.

148

HSEAを用いたドア詳細モデル解析から音の流れ可視化技術開発による車室内騒音の効率的低減の検討

中島 憲久・福本 一朗(河西工業)・古株 慎一(K and A JPN)

EV化に向け快適な室内空間を提供するために車室内の静粛性向上が求められるが,騒音低減には質量増加を招くこともあり効率的な騒音低減対策が求められる.今回,ドアを詳細モデル化することで車外から室内に入る音の流れを可視化する技術開発を行い,効率的な騒音低減策を検討したので報告する.

149

音によるクルマの質感制御技術:サウンドテクスチャモデルによる上質さの評価

中谷 裕紀・波田 哲紀・萬 菜穂子・桂川 貴弥・渡邊 雅之(マツダ)

クルマの上質さを伝える音づくりに向けて,我々は聴覚機能に基づくサウンドテクスチャー統計量を用いて,音の包絡線成分である振幅変調特徴量による質感評価モデルを構築した.本モデルを定常時の走行音に適用した結果,従来の心理音響指標よりも高い精度でクルマの上質さを評価できることを明らかにした.

150

音によるクルマの質感制御技術:上質さの向上にむけた車体の変調伝達制御

波田 哲紀・中谷 裕紀・萬 菜穂子(マツダ)

クルマの上質さを伝える音づくりに向けて,さきに構築した質感評価モデルに対応する振幅変調制御技術が必要となる.我々は音声明瞭度の指標などに用いられる変調伝達関数が,車体での放射や透過による変調伝達にも適用できることを明らかにした.さらに車体の変調伝達特性の制御により,上質さが向上することも確認した.

151

ライニング摩耗を考慮したディスクブレーキの鳴き解析(第2報)

池上 徳之佑・内山 勝宏・山口 慶之(日清紡ブレーキ)

我々は前報にて,ライニング摩耗を考慮したブレーキ鳴き解析(複素固有値解析)を実施し,摩耗パターンが可視化できたこと,および摩耗パターンと鳴きの双方で実機計測結果と良い相関が得られたことを報告した.本報告では,更なるパッドのパラメータスタディを実施し,面外鳴きおよび面内鳴きの鳴き対策案を提案する.

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