• セッションNo.41 ワイヤレス電力伝送の最新技術 -停車中ワイヤレス給電と走行中ワイヤレス給電-(OS)
  • 5月23日 パシフィコ横浜 G316+G317 9:30-12:10
  • 座長:横井 行雄(拓殖大学)
OS企画趣旨
電気自動車等への電力供給手段の1つであるワイヤレス電力伝送について,電力伝送コイル形状やパワーエレクトロニクス回路,標準化・法整等の観点から実用化に向けた議論を行う.
企画委員会
ワイヤレス給電システム技術部門委員会
オーガナイザー
居村岳広(東京理科大学),伊東淳一(長岡技術科学大学),日下佳祐(長岡技術科学大学),堀 洋一(東京理科大学),横井行雄(拓殖大学),畑 勝裕(東京大学)
No. タイトル・著者(所属)
181

電界結合方式によるユーザ負担の少ないワイヤレス充電電動キックボード(第1報)

阿部 晋士・本多 亮也・青柳 祐輝・黒澤 隆也・松野 和夫・水谷 豊(パワーウェーブ)

シェアリングサービス普及に伴う電動キックボードでは、充電作業が利用者から事業者へ移行しています。本講演では、事業者の充電負担を軽減する革新的な薄型広範囲電界結合ワイヤレス充電技術に焦点を当て、ワイヤレス給電がモビリティにもたらす可能性について議論します。

182

フライングキャパシタARCPコンバータを用いた非接触給電システムの漏洩磁界高調波低減

楠居 琳太郎・日下 佳祐・渡辺 大貴・伊東 淳一(長岡技術科学大学)

非接触給電システムにおける漏洩磁界の高調波を低減するために,フライングキャパシタ補助共振転流ポールコンバータを適用する構成を提案する.提案システムは共振器に電圧高調波の少ないマルチレベル電圧を印加することで,漏洩磁界の高調波を低減する.また,補助共振転流ポールによって全スイッチングでゼロ電圧スイッチングを達成させ,スイッチング損失の増大を抑制する.

183

スペククトル拡散による走行中給電における送電器切り替えオーバーヘッドの軽減法の提案

鳩野 敦生(日本工業大学)

走行中給電において,受電側のQ値が,負荷によって,大きくなることを利用し,並列転送を行うことにより,送電器切り替えのオーバーヘッドを軽減する.

184

走行中ワイヤレス給電の最適配置を前提したEVの必要バッテリー容量

本間 裕大・長谷川 大輔・畑 勝裕・大口 敬(東京大学)

電気自動車(EV)による移動を支援するインフラとして走行中ワイヤレス給電(WPTS)方式が注目されている.本研究では,市街地におけるWTPSの最適配置を前提とし,EV移動におけるバッテリー消費パターンを分析する.加減速・信号も考慮しながらEVの充放電パターンをシミュレーションし,必要バッテリー容量について議論する.

185

150kW走行中ワイヤレス給電を実現するインバータ制御技術

勝谷 仁・川野 守治・高橋 健一郎(本田技術研究所)

電動車両の電池搭載量を削減のため,走行中ワイヤレス給電が有用とされている.その高出力化で課題となる電磁両立性の確保と,走行時にワイヤレス給電を行う手法を述べ,実機による検証結果について述べる.

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N6交通量相当のアスファルト道路への走行中ワイヤレス電力伝送用2023年製コイル埋設に関する報告

居村 岳広・山原 孝裕・佐々 直哉・郭 一沢・堀 洋一(東京理科大学)・増戸 洋幸・阿部 長門(東亜道路工業)

東京理科大学の野田キャンパス内にN6交通量相当のアスファルト道路を施工した上で,2023年に作成した走行中ワイヤレス電力伝送用のコイルを埋設し,実験を行い評価する.
2021年から3年連続して行っており,本年度で3年目となる.

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