No. | タイトル・著者(所属) |
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全天球カメラと球面ミラーを組み合わせた位置計測手法と二輪車の運動計測への応用 平澤 順治(茨城工業高等専門学校) 著者は二輪車の運動計測のために,全天球カメラ2台を用いた位置計測手法を提案している.カメラ基線上の誤差が大きいなどの問題点が明らかになったため,球面ミラーと組み合わせることで精度向上を図る手法を試行した.二輪車を用いた走行実験の結果について述べる. |
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フレーム変形が二輪車の運動に及ぼす影響に関する研究(第1報) 坂本 和信・草刈 政宏・中谷 友輝・北川 洋(ヤマハ発動機) フレームの剛性と運動性能の関係を明らかにするためには,剛性を構成する力と変形の関係を理解することが不可欠である.そこで,走行中のフレームに生じている変形の取得と分析を行い,旋回時に作用する力と変形の関係について考察した.その結果,運動性能に寄与するフレーム変形の特徴を見出した. |
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フレーム剛性が二輪車のウィーブモードに及ぼす影響の解析 原岡 怜也・吉野 貴彦・片山 硬(久留米工業大学) 複数のフレーム剛性が関与するとウィーブモードが高速で一様に不安定化する. |
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二輪車の空気力学的力が高速ウィーブモードの安定性に及ぼす影響の解析 片山 硬・原岡 怜也・行徳 彩花・吉野 貴彦(久留米工業大学) 10自由度フレーム剛性モデルを用いた解析により,空気力学的抗力係数により,ウィーブモードは不安定化する結果が得られる.空気力学的抗力係数を大きくすると,前輪の接地荷重が小さくなる.その結果,前タイヤのコーナリングパワーが小さくなる.より小さなコーナリングパワーは前タイヤ横力を決める要素である操舵角の位相を遅らせる.操舵角の位相遅れがウィーブモードを不安定化する. |