• セッションNo.55 安全教育・安全のためのセンサー
  • 5月23日 パシフィコ横浜 G418+G419 13:10-15:15
  • 座長:松井 靖浩(自動車技術総合機構)
No. タイトル・著者(所属)
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安全運転管理教育システムASSISTにおけるエッジAIデバイスと位置情報を用いた出会い頭事故防止教育用車載装置の開発

安藤 愛斗(九州産業大学大学院)・合志 和晃・林 政喜・隅田 康明(九州産業大学)・松永 勝也(九州大学)

多くの運転者は一時停止規制箇所を徐行で通過しており,事故の原因となっている.これまで,一時停止規制箇所の検出は,エッジAIデバイスや位置情報による方法を用いてきた.本研究では,エッジAIデバイスと位置情報の両方を組み合わせることで一時停止規制箇所の検出率を向上させた車載装置の開発を行った.

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ドライビングシミュレータを用いた脳疾患患者の運転特性の検証

伊古田 雅史・大貫 良幸・伴 知晃・笹井 祥充・菊池 麻依子・井上 美穂・草鹿 元(自治医科大学)・草鹿 仁(早稲田大学)・川合 謙介(自治医科大学)

脳疾患患者群(計50名)の運転能力について,健常者群(計65名)とドライビングシミュレータで測定し,高次脳機能も併せて評価・比較した.患者群は高次脳機能評価検査で有意な低下がみられた.患者群のシミュレータ測定では,特定の項目で有意に低下がみられ,主な疾患部位である小脳,前頭葉病変の特性ついても検証した.

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A Study on the Plan to Create a New Concept Space Based on the Purpose of Use of Electric Vehicles and Optimal Application to Vehicles

Jungho Lim・Hyunsu Shin (Hyundai Motor)

Currently, consumers are less inclined to buy a car. This is due to the development of other transportation methods and the inefficiency of the time that vehicles are parked in parking lots.
In order to satisfy the changed requirements of consumers, this paper investigated a method that can provide optimized space according to the purpose of individual use when the vehicle is stationary. In order to go beyond the conceptual idea, a new total layout was realized for a vehicle with a length of 5,000 mm or less.

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湿雪着雪のミリ波レーダ距離検知性への影響評価

佐藤 研吾(防災科学技術研究所)・金谷 健太郎・芝崎 貴滉・今井 健一郎・中根 一朗・井上 秀雄・木村 茂雄(神奈川工科大学)

ミリ波レーダを用いた距離検出システムは,自動車の安全運転支援に広く利用されているが,レーダドームへの着雪がレーダ検出能力を低下させることが知られている.本研究では,79GHz帯の着雪の影響を調べるために,実験的に雪の厚さ及び含水率を変化させ,レーダ受信信号強度の減衰との関係を定量的に示すことができた.

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レイトレーシングシミュレータによる車両のミリ波レーダ散乱点の再現手法

礒野 友輔・池田 正和(SOKEN)・井上 秀雄(神奈川工科大学)

自動運転の実車走行試験を代替可能なシミュレータの開発を目指している.
一般的なカメラ用の車両3Dモデルを用いた場合,ミリ波レーダにおいて,実測とシミュレーションの車両の散乱点の発生個所に差異が生ずる.
本稿では,高分解能イメージングレーダを用いた実測により,車両の散乱点の発生個所を明らかにした.
実測結果をシミュレーションモデルに反映することで,シミュレーションによって,実測で発生する車両の電波散乱位置を再現可能とした.

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