• セッションNo.68 車体構造の設計・評価・形成技術の新展開II(OS)
  • 5月24日 パシフィコ横浜 G316+G317 14:55-16:35
  • 座長:竹澤 晃弘(早稲田大学)
OS企画趣旨
車体構造の剛性・衝突・疲労強度の評価に関する最新技術動向と,それらを組み合わせる設計,構造形成技術について議論する.
企画委員会
構造強度部門委員会,構造形成技術部門委員会,疲労信頼性部門委員会
オーガナイザー
植松美彦(岐阜大学),操上義崇(スズキ),三国 敦(トヨタ自動車),喜多野洋(日産自動車)
No. タイトル・著者(所属)
310

サーキュラーエコノミー対応を目指したマトリクスベース設計手法

國司 大地(トヨタ自動車)・弦田 遼平(豊田中央研究所)

サーキュラーエコノミー対応を目指したモジュール化を含む易解体・易分解に配慮した新しい構造について,数理的・合理的な設計を可能とするDSM(Design Structure Matrix)と呼ばれるマトリクスベース手法を紹介する.

311

Isogeometric解析における破壊問題に関する研究
-第2報:延性き裂進展シミュレーション-

古橋 輝一(山梨大学)・長坂 圭・増田 出光(スズキ)・星野 瑞希・野口 恭兵(山梨大学)・横山 優太(山梨大学/ダイバーテクノロジー)・杉山 裕文(山梨大学)・岡澤 重信(山梨大学/ダイバーテクノロジー)

Isogeometric解析による自動車衝突シミュレーションにおいて,破壊問題を解くための手法を構築する.本報では延性き裂の幾何学的な再現方法を提案した第1報の続報として,力学的な条件を包括した延性き裂進展シミュレーション手法について述べる.引張試験結果との比較を用いて,本手法の妥当性を検証する.

312

回転摩擦接合(RFW)によるアルミニウム板材への鉄鋼棒材の接合解析のための軸対称2次元要素モデルの開発

有吉 智彦(アトリCAE)

自動車車体構造の構築において,アルミニウム部材と植え込みボルト等の効率的で信頼性の高い接合は重要な課題である.本論文は,この接合に回転摩擦接合(RFW)方案を用いる場合の現象解析に向けた,高速なモデル作成と接合計算が可能な,軸対称2次元要素による解析モデルの開発結果を提示する.

313

接合部を考慮した樹脂材料の強度評価シミュレーション

杉山 裕文・湯澤 諒佑(山梨大学)・岡澤 重信(山梨大学/ダイバーテクノロジー)

樹脂材料や高強度鋼の利用拡大にともない,同種の材料だけでなく異種材料を対象として接合までを考慮した強度評価シミュレーションが必要である.これまでに取り組んだ繊維強化樹脂の機械特性評価に加えて,本研究では接合についてもモデル化する.いくつかの例題を通して強度評価シミュレーションの妥当性を検討する.

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