• セッションNo.71 Circular Economyにおけるリサイクルの価値(OS)
  • 5月24日 パシフィコ横浜 G403 9:30-11:35
  • 座長:古山 隆(東北公益文科大学)
OS企画趣旨
サーキュラーエコノミーに向けて,自動車リサイクル技術に期待される役割と責務を長期的に分析し考える.リサイクル技術の変革と挑戦を含めて,技術イノベーションに伴う自動車の価値向上を,自動車の製造,走行,廃棄を含むライフサイクルの視点から分析すると共に,異なる指標を統合して評価するアプローチへの展開を含む.
企画委員会
リサイクル技術部門委員会
オーガナイザー
木村眞実(長崎大学),齋藤優子(東北大学大学院),古山 隆(東北公益文科大学),栗原洋幸(日本特殊塗料),永井隆之(トヨタ自動車),永田則男(日本自動車リサイクル機構),薪浦州平(マキウラ鋼業)
No. タイトル・著者(所属)
325

【基調講演】亜臨界水法によるPA6樹脂の資源循環

松本 英樹・加藤 公哉・富永  剛(東レ)

市場回収品を原資とした,PA6樹脂の亜臨界水法による資源循環に関する研究開発の現状と課題,将来の展望.

326

ポストコンシューマリサイクル原料を活用した車載向け高機能エンプラ材料の開発

井関 秀太・庄司 英和・山中 康史(三菱ケミカル)

サーキュラーエコノミーの実現に向けて、リサイクル資源の活用に対する関心が高まっている。一方で”CASE”技術の深化に伴い、車載向け樹脂材料に求められる特性は高度化、多様化している。本発表では使用済み原料の活用と機能性付与を両立するエンジニアリングプラスチック材料の設計開発ついて報告する。

327

自社回収ペットボトルのシート表皮へのリサイクル仕組み構築
-環境対応材料の自給自足-

大下 直紀(トヨタ自動車)

量産車両のシートファブリックに,社内で回収したペットボトルをリサイクルする世界初の仕組みを構築.
そのために,従業員による社内の回収仕組みや,関係会社との循環型の新規商流を構築した.

328

リサイクル炭素繊維と天然繊維を活用した軽量CFRPバックシェルシート開発

梅村 康太(トヨタ紡織)

リサイクル炭素繊維や天然繊維を活用し,CFRPの作製にかかるCO2排出量を削減すると共に新たな軽量化技術であるトポロジー最適化と繊維配向材の活用した環境フレンドリーな技術を紹介する.

329

防音材料が自動車のCircular Economyにおいて貢献できること

渡辺 裕司・栗原 洋幸(日本特殊塗料)

環境にやさしいリサイクル材とリサイクルの手法として古衣料の活用とメカニカルリサイクルに着目し、自動車用防音材に適用しています。自動車用防音材がカーボンニュートラルや欧州ELV規制対応に対する影響も含め検討事例をご紹介します

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