• セッションNo.75 タイヤ/路面摩擦特性とその周辺技術 -タイヤのメカニズムと将来に向けて-(OS)
  • 5月24日 パシフィコ横浜 G404 12:35-14:15
  • 座長:桑山 勲(ブリヂストン)
OS企画趣旨
タイヤと路面に関係する最新情報を集め,運動性能,快適性能,環境負荷低減など幅広い面から,タイヤに関する将来の方向性について議論する.
企画委員会
タイヤ/路面摩擦特性部門委員会
オーガナイザー
桑山 勲(ブリヂストン),横井大亮(スズキ),松原真巳(早稲田大学)
No. タイトル・著者(所属)
344

冬季雪国における路面摩擦特性計測について

景山 一郎(先進路面摩擦データベース研究組合)・渡辺 淳士・栗谷川 幸代・原口 哲之理(日本大学)・金子 哲也(大阪産業大学)・西尾 実(アブソリュート)・新田 宣広・浅井 崇(J-QuAD DYNAMICS)

静摩擦から動摩擦への遷移過程を測定するための簡易路面摩擦測定装置を実車タイヤを用いて構築し,様々な路面においてトレッドの等価剛性,最大静摩擦,動摩擦等を測定した.次に,これらの結果をブラシモデルに適用し,タイヤの制動力特性の推定可能性を検討した.その結果,制動時のμ-s特性におけるピークμを比較的高い精度で推定できることが示された.

345

加速時車外騒音の路面とタイヤのすべりの関係と温度依存性について

山口 和樹・大石 直人・佐久間 孝人(住友ゴム工業)

加速時車外騒音は惰行時車外騒音に比べてタイヤと路面間のすべりによる接地摩擦振動音の影響を受ける.
今回,タイヤと路面のすべり量をタイヤ単体指標で定量化し,騒音値との関係を確認した.
更に,気温の影響を確認する為,異なる温度ですべり量を計測し,騒音値とすべり量の関係を調査したので報告する.

346

楕円接地タイヤモデルのロバスト性検証

中西 亮太(住友ゴム工業)・松原 真己(早稲田大学)・鈴木 晴之(住友ゴム工業)・河村 庄造・田尻 大樹(豊橋技術科学大学)

楕円接地タイヤモデルは,接地形状を楕円とみなして接地圧や横応力の接地面内分布を表現する簡易力学モデルである.本研究では,複数のタイヤで荷重やスリップ角,キャンバ角を変化させて実測した転動時の接地圧分布と横応力分布を,楕円接地タイヤモデルにより再現可能かどうか検証する.

347

Phase-Locked Loop撮影によるタイヤサイドウォール変形形状計測

松原 真己(早稲田大学)・柴高 誠季・河村 庄造・田尻 大樹(豊橋技術科学大学)・立矢 宏(金沢大学)

高速回転条件での撮影が可能なPhase-locked loop撮影とステレオカメラ法を併用することで,タイヤの3次元変形形状の計測を可能にするシステムの開発を行った.スリップ角・スリップ率違いによってサイドウォール部の変形形状が異なることを実測した.

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