• セッションNo.32 予防安全と運転支援システムIII(OS)
  • 5月21日 パシフィコ横浜 G418+G419 15:15-17:20
  • 座長:面田 雄一(日本自動車研究所)
OS企画趣旨
事故被害の低減や事故発生件数の削減,更にはヒヤリハットの減少を目指し,ドライバーやその周辺環境の安全・快適を実現する先進運転支援システムの開発と予防安全への効果に関する討議を行う.
企画委員会
アクティブセイフティ部門委員会
オーガナイザー
小竹 元基(東京科学大学),濱口 裕(日野自動車),面田 雄一(日本自動車研究所),塚田 竹美(本田技研工業),深尾 隆則(東京大学),宮島 千代美(大同大学)
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

V2N技術を用いた危険回避ブレーキ制御システムの成立性検証

入江 喜朗(トヨタ自動車)・伊勢 史章・山本 幸裕(テクノコ株式会社)・有田 恵太・伊藤 潤樹(ソフトバンク株式会社)・Dror Elbaz・Tal Lavi(アイネット株式会社)

視界外の危険検知への対処によりADASの機能向上を目標とし, V2N技術の可能性を探る.スマートフォンを外部センサーとして利用することで,危険検知を改善する V2N の有効性,スマートフォンの測位性能,クラウドシステムへの要求,更にはそれらの現在の課題について報告する.

2

路肩堆雪を要因とする市街地におけるハザードの情報提示に関する検討

福井 千菜美(北海道大学大学院工学院)・高橋 翔・萩原 亨(北海道大学大学院)・浜岡 秀勝(秋田大学大学院理工学研究科 システムデザイン工学専攻)

冬期の積雪寒冷地の市街地では,路肩の堆雪によって視認性が低下することに加え,車両によるセンシング性能が低下する.本研究では,積雪寒冷地の市街地において,除雪による堆雪によって他の交通参加者の見落としが発生しやすいハザード地点をドライバに伝達する新たな情報提示システムの効果を検証する.

3

自己位置推定に不確実性を持つ車両から観測される周辺交通参加者の位置推定の初期検討

渡辺 航太・伊藤 太久磨(東京大学)

車両が観測した周辺交通参加者の情報を共有活用するためには,車両自体の自己位置推定の不確実性と,車両からの相対位置推定の不確実性を統合する必要がある.本研究ではこれらの不確実性を統合し,周辺交通参加者の位置推定を行う手法の開発に取り組み,シミュレーションによって提案手法の実現可能性を確認した.

4

生活道路における速度決定機械学習モデル改良のための潜在リスク地点抽出手法の初期検討

定仲 勇希・堀 恵大・伊藤 太久磨(東京大学)

生活道路における速度決定機械学習モデルには,見通しの悪い地点で生じる潜在リスクへの適応が求められる.本研究では生活道路における速度決定機械学習モデルを潜在リスクに適応できるように改良するため,機械学習モデルと注意深い運転を摸擬した走行データを活用して潜在リスク地点抽出手法の開発に取り組んだ.

5

自動運転車の行動セーフティの評価のための接近度と余裕度の指標提案

齊藤 裕一・下鳥 翔平(筑波大学)・井上 秀雄(神奈川工科大学)

想定される危険事象に対して,自動運転車の安全性を何の指標で測り,どのように検証すればよいかに係る共通理解が不足している.本稿では,他交通参加者との接近度と事故回避に対する安全余裕度の指標を提案し,その有効性を議論する.

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