• セッションNo.38 Circular Economyにおけるリサイクルの価値(OS)
  • 5月22日 パシフィコ横浜 G304 13:40-15:20
  • 座長:薪浦 州平(マキウラ鋼業)
OS企画趣旨
未来のモビリティーづくりを支える自動車用材料と先進生産技術の提案
企画委員会
リサイクル技術部門委員会
オーガナイザー
古山 隆(東北公益文科大学),薪浦 州平(マキウラ鋼業)
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

中古部品・再生資源の越境移動と静脈ビジネスの新展開

木村 眞実(長崎大学)・浅妻 裕(北海学園大学)

本研究では,静脈ビジネスの現状を関連データ等によって理解し,業界の今後の展望を明示することを目的とする.本報告では,自動車由来の中古部品・再生資源の流通フローを貿易統計等の統計データと現地フィールドワークによって理解し,将来展望を示す.

2

エアテーブル選別機によるASRからの有価物の回収における選別成績についての調査

古山 隆・吉田 勝(東北公益文科大学)

ASRリサイクルの効率化を図るために、乾式比重選別機であるエアテーブル選別機を用いてASRから非鉄金属およびガラスなどの有価物を回収する実験を行った。具体的にはASRの2㎜以下の産物を試料として非鉄金属およびガラスの選別成績(ニュートン効率)とテーブル振動数の関係を調査した。その結果、テーブル振動数が52.5Hzにおいてニュートン効率が52.0%と最も高い値を示すことが分かった

3

サーキュラーエコノミーにおける自動車リサイクルの未来:資源循環の新しい価値創造

宮川 英樹(ヴェオリア・ジャパン合同会社)

資源循環を最大化するための最新のリサイクル技術やプロセス改善の取り組みを紹介します。具体的には、廃車からの素材回収効率の向上や、ライフサイクル全体での環境負荷軽減を目指すイノベーションを解説。持続可能な自動車産業の実現に向けたリサイクラーの役割を探ります。

4

自動車のサーキュラーエコノミー指標の提案 第2報
-資源価値と資源循環の質を考慮したサーキュラーエコノミー指標の試算-

岩田 隆道(豊田中央研究所)・上田 貴康・増田 仁郎(トヨタ自動車)・田原 聖隆・松本 光崇(産業技術総合研究所)・原 昌司・小林 哲郎(豊田中央研究所)・石田 栄治・小笠原 満・永井 隆之(トヨタ自動車)

本研究では,サーキュラーエコノミーに関する自動車の評価指標を提案することを目的とする.本講演では,自動車の資源循環性を評価するため,材料の種類ごとにインフローの資源の価値とアウトフローの資源の価値を計算することで,散逸資源量を試算した結果を報告する.

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