• セッションNo.14 水素・燃料電池技術(OS)
  • 5月27日 パシフィコ横浜 ノース G316+G317 9:30-12:10
  • 座長:山本 佳位(三菱自動車工業株式会社)
OS企画趣旨
水素利活用技術である燃料電池や水電解及びそれを用いたシステム,水素貯蔵システム,ならびに周辺技術の研究開発における進捗を公開し,技術者がこれらを広く議論する場を企画する.
企画委員会
燃料電池部門委員会
オーガナイザー
津島将司(大阪大学大学院),上田健一郎(本田技術研究所),池田耕太郎(トヨタ自動車),山本佳位(三菱自動車工業)
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

カーボンと樹脂の複合材料を用いた燃料電池セパレータ高生産性技術開発

近藤 健一(トヨタ車体)

燃料電池普及拡大に向けセパレータの高精度・高速成形が求められている.多種多様なアプリケーション適用に向け軽量・高耐久としてカーボン樹脂複合材が期待されている.但し,成形に加熱,冷却が必要となるため生産性が悪い.今回,金属材料同等な成形サイクル実現をカーボン樹脂複合材料で目指す.

2

カソード炭素構造,ならびに白金およびイオノマーの分布が固体高分子形燃料電池の性能および耐久性向上に及ぼす影響

内田 誠(山梨大学)

本研究では,異なる炭素構造を有するカソード触媒における白金およびイオノマーの分布が固体高分子形燃料電池の性能と耐久性に及ぼす影響について報告する.特に,生成水が白金表面へのイオノマーの吸着状態に及ぼす影響,および従来問題となっていたイオノマー被毒の影響について考察する.

3

PEFC評価解析プラットフォームの取り組み成果の一例 ~NEDO革新FC-MEA評価解析~

山内 将樹・竹内 仙光・篠原 和彦・今井 英人(FC-Cubic)

NEDO燃料電池事業の成果到達程度と今後の課題確認のため,前事業で研究開発された材料を組み合わせた膜電極接合体(MEA)を作製して評価解析を実施.その結果2030年目標性能3A/cm2,0.7Vに対して概ね到達を確認,向上要因は触媒微粒化ECSA増加,MPC担体触媒被毒抑制,薄膜化プロトン伝導性向上,等と考察された.一方2035年HDV目標に対しては乖離が大きく,今期NEDO事業(2025年度~)において高温対応(120℃),高耐久性に向けた開発加速が求められることが分かった.また今事業で開発された材料の進展も講演予定である.この成果は,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務(JP20003, JP250002)の結果得られたものです.

4

PEFC高温低加湿運転における触媒層および電解質膜への影響

川下 紗奈・金坂 浩行・日下部 弘樹・李 春艶(FC-Cubic)

PEFCの適用として大型商用車(HDV)向けの検討が進められているが,HDV向けPEFCでは従来の乗用車向けと比較し長時間の高温運転環境が想定されている.これまで,高温運転における膜劣化によるクロスリーク増大および電極触媒の劣化によるECSA低下について報告した.今回120℃/40%RHの高温低加湿条件で連続運転を実施し,その際の特性変化を測定,さらに劣化前後の触媒層および電解質膜の分析を行った.それら結果から,高温運転における性能劣化の要因について検討したので報告する.

5

Big-data analysis of Hyundai 2nd FCEVs for validation of optimal fuelcell system, study of integrated design and control for fuel cell-battery system and analysis of failure mode and life prediction: From Full-FCEV to FC-EREV

Wook Il (Woogil) JANG (Hyundai Motor)

This study used large-scale customer driving data from Hyundai's second-generation FCEVs to address durability and cost challenges in fuel cell systems. Data from 22,681 passenger cars, 25 buses, and 25 trucks were analyzed. Cluster analysis showed that the FC-EREV architecture, which maintains constant fuel cell power with reduced runtime, offers superior durability. Driving-pattern analysis informed the development of optimized power-control logic and fuel cell–battery capacity design. Failure mode analysis indicated predominantly accidental failures, suggesting that probabilistic life-prediction models are applicable for assessing fuel cell reliability.

6

高圧水素適合性高分子材料評価(1)
-C-FaTH₂次世代試験装置と直交実験法による高圧水素下破壊因子の感度評価-

藤原 広匡・近藤 寛朗・嶋田 智宏・仲山 和海・宮本 隆広((一財)化学物質評価研究機構)

24時間以上連続で実使用プロトコールを模擬した高圧水素加圧・減圧サイクル試験を可能とする装置と,その安全運用の専用試験棟(C-FaTH₂)を構築し,従来困難であった長期劣化評価を実現した.本研究では直交実験法を用い,高分子材料の破壊支配因子に対するプロトコール感度を体系的に解析した.

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