• セッションNo.104 ガソリンエンジンI
  • 10月23日 大ホール 9:30-11:10
  • 座長:丸田 薫(東北大学)
No. タイトル・著者(所属)
1

質量燃焼割合50%クランク角度と指圧波形中の低次周波数成分との関係

長島 慶一(本田技術研究所)・土屋 一雄(明治大学)

指圧波形中の第4次sin成分振幅b4による質量燃焼割合50%クランク角度推定法が確認されている.一般的なガソリン機関では最大筒内圧が0~45degで生じ,このサイクル変動がb4に影響する.b4算出式の正弦波部分を節ごとに区間分割し,その累積値を調べることでb4と質量燃焼割合50%クランク角度が関係する理由を明確にした.

2

筒内直接噴射式火花点火機関における筒内流動を想定した条件下での壁面衝突噴霧特性
-気流流速および噴射圧力が液膜形成に与える影響-

石黒 智大・松田 大(同志社大学大学院)・松村 恵理子・千田 二郎(同志社大学)・原口 茂則・佐藤 義久(本田技研工業)

筒内直接噴射式火花点火機関は, PM等の有害物質の排出やオイルダイリューションが課題となっている.本研究では, 流動場における壁面衝突噴霧の噴霧形成および液膜挙動の把握を目的とし, 筒内流動を想定した条件下において壁面衝突噴霧の可視化計測を行った. 本報では気流流速, 噴射圧力を変化させた際の結果を報告する.

3

過給ガソリン機関の高回転高負荷運転時に発生するノッキングの解析

曾 昌志・窪山 達也・森吉 泰生(千葉大学)

本研究では,市販の過給ガソリンエンジンを対象に,高回転高負荷運転時に発生するノッキングの実験と数値解析を実施し,エンドガス領域における温度分布などが未燃混合気の着火に誘起される圧力振動に及ぼす影響を調べている.

4

火花点火エンジンにおける燃焼特性が筒内圧力振動に及ぼす影響

窪山 達也・江澤 成毅・本郷 樹希・森吉 泰生(千葉大学)

火花点火機関における筒内圧力の高周波振動の発生機構を明らかにすることを目的とし,可視化エンジンを用いて,筒内流動と火炎伝播を同時観察することで,火炎伝播挙動が熱発生率と筒内圧力振動の高周波成分に及ぼす影響について調査している.

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