• セッションNo.118 振動騒音乗り心地III
  • 10月24日  9:30-11:35
  • 座長:見坐地 一人(日本大学)
No. タイトル・著者(所属)
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モジュラーデザインを想定したオフロード車両完成車でのコンポーネントTPA

中川 宣雄・堀江 亮汰・池上 聡一郎・岡崎 琢朗・阿部 倫大・中川 修一(ヤンマーホールディングス)

原動機の多様化が進むなか,建設用/農業用をはじめとするオフロード車両でのモジュラーデザインを視野に完成車へのコンポーネントTPAの適用を進めている.本研究では,原動機による強制加振振動系でのアクセレランスの非線形性や逆行列法でのブロックドフォース同定時の条件数などの影響を調査している.

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実稼働感度解析を用いた構造音響連成系の応答改善

橋場 嶺(日産自動車)・吉村 卓也(東京都立大学)

本論文では,実稼働感度解析を用いて構造音響連成系の応答改善を試みた.
実稼働剛性付加感度解析を新たに提案し,FEMモデルを用いた解析によって妥当性を検証した.
また,実験による実稼働質量付加感度の検証も行い,それらの結果を一般的な実稼働解析である実稼働伝達経路解析と比較し,感度解析の有用性を示した.

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自動車車体の制振性を向上する質量配置最適化

揚場 遼・樋貝 和彦・塩崎 毅(JFEスチール)

自動車の動力が内燃機関からモーターへ変わることで,動力を発生源とする振動周波数帯が変化するため,車体構造もそれらに合わせる必要がある.一方で振動伝達経路は複雑であるため,制振性の高い車体構造の設計は難しい.本報告ではトポロジー最適化を用いて質量の最適配置を試み,振動レベルを5dB以上低減させた.

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FEMを用いた変位加振による振動応答エネルギー最小化の板厚変動による構造最適化に関する研究

黒田 勝彦(長崎総合科学大学)

本報では,サスペンション部の左右連結部をつなぐようなはりとその下部の薄板を対象構造とし,FEMによる基礎励振のモーメント加振の入力方法を用いて,振動応答エネルギーを目的関数とし,設計変数をグループ化した板厚で構成される構造最適化法を検討することを目的とする.

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熱可塑性ガラス繊維複合材料を用いた車ドアパネルの制振軽量化技術

胡 月(フォスター電機)・左 亦根(帝人)・笹島 学・内田 善照(フォスター電機)

本研究は,軽量薄肉化の進むドアのインナーパネルに着目し,振動を抑制し,かつスピーカの音響品質を向上させることを主な目的として,軽量高剛性の繊維強化熱可塑性樹脂を用いて,影響度の高い振動モード形状を確認した上で,効果的にモードを抑制するためにトポロジー最適化を用いてインナーパネルの形状を検討した.

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