• セッションNo.122 HMI
  • 10月24日 桜1 9:30-11:35
  • 座長:恩田 和征(スズキ)
No. タイトル・著者(所属)
1

自動運転マーカーランプの見え方に関する屋内評価実験

阿部 晃大・加藤 洋子・関根 道昭・青木 義郎(自動車技術総合機構)

国連WP29にて自動運転中に点灯させる「自動運転マーカーランプ」の要件が議論されている.本研究は技術要件策定に向けた基礎調査として,SAE J3134にて規定されているブルーグリーンの色度の評価用ランプ単体の見え方や他の信号灯と同時に点灯した際の双方の見え方を調べる屋内実験を行った.

2

車室内情報提供のための動画像と静止画像の比較
-V2Xシステムを対象にした視覚表示の検討-

大谷 亮・本間 亮平・宇田川 琴江・山口 伊織(日本自動車研究所)・阿部 正明(日本自動車工業会)

本研究では,V2Xシステムによる支援として,見通しの悪い交差点から出現するVRUに関する情報を,動画像と静止画像で提示する場合の影響を比較した.運転シミュレータ実験の結果,情報提供に伴う支援効果が認められた.また,表示読み取りの不安感は静止画像が小さく,状況の理解は動画像の方がわかり易いとの意見がみられた.

3

不完全V2X環境下における視線移動型補助モニタの有用性評価

飛永 祐大・田中 良幸(長崎大学)

これまでに著者らは,V2X技術によってドライバが車両周辺の交通状況を確認できる補助モニタを提案している.本講演では,ドライバの視線に追従する方式の補助モニタを提案するとともに,不完全V2X環境下において他車両が補助モニタに映し出される割合が,ドライバに与える影響について解析評価した結果を発表する.

4

AR-HUDの経路誘導メタファの特徴がドライバーの方向判断に与える影響

小林 大輝(慶應義塾大学大学院)・丹生 和詩・大門 樹(慶應義塾大学)・中野 信之・犬飼 文人・田中 彰・芝田 忠司(パナソニックオートモーティブシステムズ)・長井 大輔(パナソニックITS)

本研究では,経路誘導メタファのデザインが交差点でのドライバーの方向判断や心理面に与える影響について検討した.実験では3方向に分岐した左折交差点をVR環境で再現し,メタファのヨー角,ロール角,個数を実験条件として設定した.交差点に向かう被験者に方向判断させて反応時間や内省報告を分析・評価した.

5

左右連続で視線誘導する手がかり刺激の交差点左折場面の横断者確認への適用

井 尊秀(成蹊大学大学院)・竹本 雅憲(成蹊大学)

安全不確認のドライバを想定して,周辺視野に提示して左右連続で視線誘導する動的な手がかり刺激を設計した.交差点左折場面での横断者確認への適用を想定した誘導角度,首振り方向,安全確認中の操舵量を実験要因として,シミュレータ実験により,左右いずれかへ視線誘導した後の逆方向への視線誘導効果の違いを分析した.

Back to Top