• セッションNo.134 通信・エレクトロニクスI 評価技術
  • 10月25日 会議室4 9:30-11:35
  • 座長:戸田 雄一郎(岡山大学)
No. タイトル・著者(所属)
1

車載電子部品におけるコンフォーマルコーティングの耐湿性評価方法の提案

武藤 潤・柏原 悟史・西森 久雄・岡埜 雄輔(トヨタ自動車)・坂田 整治・堀川 敦・酒井 規光・熊谷 奈都葵(日産自動車)

電子部品の耐湿性を高めるために使用されるコンフォーマルコーティングについては基板塗布後の耐湿性を評価する方法が定まっておらず材料ごとの性能比較が困難であった.また,長期間電圧を印可しながら試験する必要がありその負担も大きい.本稿ではそれら課題を解消するべく独自の滴下試験方法を提案する.

2

車載電子部品におけるコンフォーマルコーティングの耐湿性評価と考察

坂田 整治・堀川 敦・酒井 規光・熊谷 奈都葵(日産自動車)・武藤 潤・柏原 悟史・西森 久雄・岡埜 雄輔(トヨタ自動車)

車載電子部品において基板の耐湿性を確保する設計方策として,基板表面へのコンフォーマルコーティング塗布が効果的と考えられる.その際に,どのような指標で評価したら良いか明確でない.本稿では,滴下試験法を用いて各種材料を評価し,材料間の差異が確認できたことを報告する.

3

車両のタイヤハウス内に設置可能な偏平型ダイナモメータによる自動運転開発評価 -第一報-

北条 善久・鷹崎 悠一・安元 宏平・寺田 賢二・近藤 謙太郎(東洋電機製造)

車両のタイヤハウス内に設置可能な偏平型ダイナモメータを開発した.本機は操舵可能であり,車両の機械ブレーキも収納可能な構造としており,1輪あたり94kW,1000-2000min-1であり,短時間最大トルクは1350Nmを発揮する.本稿では本機を4輪に配置することで緊急ブレーキや緊急回避などの自動運転の開発評価の可能性について言及する.

4

物理センサーモデルとDIVPシミュレーションプラットフォームを用いたミリ波レーダーの信号処理の一致性検証(第2報)

内藤 唯志・岡本 美代・貫原 謙一(コンチネンタル・オートノモス・モビリティー・ジャパン)・Yadhu Krishnan M K(Continental Automotive Components (India) Pvt.)

様々な交通環境下で再現性の高いシミュレーション評価を行うには物理現象を正確に再現したシミュレーションプラットフォームとセンサーモデルが必要である.今発表はバンパーがミリ波レーダーに与える影響をDIVPのシミュレーション環境上で実装し,対象物標の認識結果に与える影響の再現性を検証した結果を報告する.

5

SIL-HILバイブリッドシミュレーションによる自動車用ソフトウェア検証(第2報)

都築 勝也(dSPACE Japan)・Andre Hildebrandt(dSPACE)・Rafael Yunis(dSPACE Engineering d.o.o.)・Fabian Bronner・Martin Ruehl(dSPACE)

Software Defined Vehicle (SDV)が一般的になり,ECUソフトウェアが複雑になるにつれて,Software In the Loop (SIL)やHardware In the Loop (HIL)の検証環境が重要となっている.本研究では,SILとHILのハイブリッドシミュレーション環境を試作し実際のECUの機能に近い環境でシミュレーション性能を確認した.併せてSILからHILへの移行についても議論する.

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