• セッションNo.146 排出ガスI
  • 10月25日 桜2 12:35-14:40
  • 座長:中山 智裕(SUBARU)
No. タイトル・著者(所属)
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中長期における自動車排出ガス規制強化時の排出ガス量および温室効果ガス排出量推計

金成 修一・平井 洋・伊藤 晃佳・鈴木 徹也(日本自動車研究所)

欧州では最新の排出ガス規制であるEuro7の導入を決定しており,これにより日本でも排出ガス規制の強化が進められる可能性がある.筆者らは自動車部門の長期CO2排出量推計手法を開発しており,同時に排出ガス量も推計可能となっている.排出ガス規制強化および交通流対策を実施した場合の排出ガス量推計を試みた.

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A Framework for Determining Characteristic and Difficult Sub-Samples of Real Driving Data for Model-Based Engine Emissions Optimisation

Jack Prior (Loughborough University)・Luke Bates (HORIBA Mira)・Byron Mason (RMIT University)・James Knowles (Loughborough University)

Robust multi-objective approaches to engine emissions optimisation have recently emerged that use data-driven models trained on representative driving data. However, this data collection is resource expensive, due to the range of conditions that may be represented. Two possible approaches to reducing this real driving data include selecting characteristic sequences that broadly represent driving behaviour and difficult sequences that contribute strongly to an objective function such as emissions. In this work, an analysis approach is devised that quantifies these two qualities and assesses their trade-off within several one-hundred minute cycles of RDE-representative data.

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MBD(Model Based Development)を活用した近接SCRシステムの設計

阿野田 洋(いすゞ自動車)・米山 香澄・藤井 謙治・大塚 千尋(いすゞ中央研究所)・岩下 拓朗・仮屋 智孝・望月 立行(いすゞ自動車)

今後も排ガス規制の強化が計画されており,制御含めて後処理システムが更に高度・複雑化していく.そのため実機での検証工数を如何に削減するかが課題となっている.本報では近接SCRシステムの設計を制御性も含めてMBDで行い,大幅に実機検証工数を削減した事例について報告する.

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車載CO2回収技術の研究(第1報)
-CO2吸着特性の計測とモデル構築-

﨑間 俊明・松田 啓嗣・堀越 政寛・松村 益寛・村田 淳矢・内田 健司・原田 雄司(マツダ)

エンジン排気ガス中のCO2を分離回収するCO2回収技術の検討を行っている.CO2回収システム検討の効率化の観点では,モデルベースでの机上検討が有用である.そこで,計測した固体吸着剤のCO2吸着特性を基に,境膜及び粒子内拡散を考慮したモデル化を進めた.その結果,実験のCO2破過曲線を再現可能な吸着速度モデルを構築できた.

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車載CO2回収技術の研究(第2報)
-モデルベースでのシステム設計とその実証-

松田 啓嗣・山本 亮・堀越 政寛・乃生 芳尚・﨑間 俊明・内田 健司・原田 雄司(マツダ)

車載という制約下においてもエンジン排気ガス中のCO2を連続的に分離回収可能なシステムを検討している.1D-CFDツール及び実排気ガスを用いた実スケールの実験を活用し,実現可能性を調査した.それにより,市街地走行程度のエンジン出力領域においては約90%のCO2を回収できる可能性を明らかにした.

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