• セッションNo.153 認知・負担
  • 10月25日 白橿1 15:20-16:35
  • 座長:松下 詩穂(日産自動車)
No. タイトル・著者(所属)
1

運転前の動画視聴が運転行動に及ぼす影響:特性不安の異なるドライバに関する分析

朱宮 千裕(京都工芸繊維大学大学院)・西崎 友規子(京都工芸繊維大学)

動画の内容は感情あるいは視聴後の行動に影響するが,運転前の動画視聴を対象にした研究はほとんどない.特にネガティブな動画は,特性不安の高いドライバに負の影響を及ぼす可能性がある.本研究は,質的に異なる内容の動画視聴がその後の運転行動に与える影響,および特性不安の個人差との関連について実験的に検討した.

2

ドライバの生体情報を用いた運転時の状況と支援情報に対する信頼度評価

郭 鐘聲(拓殖大学)・吉武 宏・小竹 元基(東京工業大学)

提示された運転支援情報に対するドライバの信頼度の定量評価を目指し,生体情報の活用可能性を検討するため,状況に適した情報と適さない情報を提示した際の中枢神経反応を調べた.ドライビングシミュレーションと生体情報計測を用い,各条件における事象関連電位を調べた結果,事象関連電位後期成分の特徴に違いが現れた.

3

揺れのロール成分が情報端末の操作性に与える影響評価

安木 佑介(SOKEN)・久保 俊逸(デンソー)

AD・ADASの普及に伴い,セカンドタスク中の快適性向上も重要な課題となる.本研究では,乗用車の走行波形を再現可能な乗り心地評価試験装置上で,タブレット端末を操作した際の影響を,身体挙動,視線挙動,ストレス指標の観点から評価し,揺れのロール成分が操作性の悪化への寄与が大きいことを明らかにした.

Back to Top