• セッションNo.155 事故回避
  • 10月25日 白橿2 12:35-14:15
  • 座長:豊島 貴行(ホンダ・レーシング)
No. タイトル・著者(所属)
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車間距離制御使用時の減速操作がドライバの前方衝突事故回避行動に与える影響の解析

新井 乃理花・辻出 翔之介・藤波 洋平・Raksincharoensak Pongsathorn(東京農工大学)・菅谷 文男・沖田 敏宣・井上 慎太郎・上地 正昭(トヨタ自動車)

ACCは利便性向上のための安全運転支援系である.過信したドライバは二次タスクを行ったにもかかわらず,ACC使用時に衝突事故率が減少すると報告されている.本講演では二次タスクを行っている最中に,ACCによって発生した緩減速がドライバの回避行動に与える影響及び衝突リスク低減効果について解析したので報告する.

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市街地走行中に危険場面に遭遇した場合の人間ドライバの回避行動に関する実験的考察(第2報)

児島 亨・真鍋 裕輝・北田 幸一・森崎 憲治(自動車技術総合機構)・福田 聖太朗・島 忠史(国土交通省)・池田 幸洋(トヨタ自動車)

自動運転車に要求される安全の水準は人間ドライバと比較してどのような関係にあるべきかを検討する上で,人間ドライバの運転行動分析が必要である.本研究は,一般道混走の自動運転実証が計画されている走行ルート上で想定される事故パターンのうち,代表的な危険場面におけるドライビングシミュレータ実験を実施した.

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交通環境文脈を考慮した死角からの交通参加者飛び出し速度予測手法の検討

太田 龍希・谷川 愛希・Pongsathorn Raksincharoensak・永井 正夫・藤波 洋平(東京農工大学)・山崎 貴也・樋口 実(本田技術研究所)

本研究では,死角のある走行環境での出会い頭事故を防ぐ高度運転支援システムの開発の一環として,交通環境文脈から飛び出し対象の特性を推定するモデルを提案する.実路走行データに基づき,交通環境文脈と飛び出し対象の運動特性との関係を確率理論で記述することにより,飛び出し対象の特性を推定できる可能性を示した.

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ASEAN地域における二輪車による四輪車追い越し場面での横方向の車間距離に関する分析

今長 久・河島 宏紀(日本自動車研究所)・長谷川 卓・前 博行(日本自動車工業会)

本研究では,マレーシアおよびタイの幹線道路における安全対策情報として二輪車が四輪車を追い越す際の横方向の車間距離を分析した.追い越し時には四輪車走行車線左右の白線上を通過する場合が多く,四輪車から離れるにつれて頻度が下がることや分布形状が四輪車の走行速度によって変化することなどを確認した.

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