• セッションNo.88 FC技術
  • 10月23日 会議室3 9:30-11:10
  • 座長:池田 耕太郎(トヨタ自動車)
No. タイトル・著者(所属)
015

新構造燃料電池スタック向けの低コストバイポーラプレートの開発

布川 和男・石田 堅太郎・新海 洋・後藤 修平(本田技術研究所)・小山 賢(本田技研工業)

本研究のバイポーラプレートは,耐久性を低下させることなくコスト低減を実現する為,プレス前にコーティングを施した.シール構造については積層ゴムシール構造から,プレス成型によるメタルビードシール構造と溶接構造へ変更した.従来の燃料電池スタックに対して,生産コストを3分の1に抑え,耐久性2倍を実現した.

016

新構造燃料電池スタック向けのコスト/耐久性を両立させたUEAの開発

加藤 高士・中原 章・大倉 拓也・山本 昌邦・寺田 聡・野田 明宏(本田技術研究所)・金岡 長之(American Honda Motor)

HONDAのCRV-FuelCellに搭載される,新構造燃料電池スタックのUEAにおいて,各部材の劣化モデル構築と精度向上に取り組み,材料仕様限界範囲を運転制御に反映した.その結果,CLARITY FUEL CELL用のMEAに対し,低コスト化と耐久性の向上を両立させた.

017

燃料電池ハイブリッド試験電車における燃料電池出力制御の寿命への影響評価

米山 崇(鉄道総合技術研究所)・温 旻昊・鮑 義達・徐 思海・楊 イ翔・紙屋 雄史(早稲田大学)・小川 賢一・金子 真直人(鉄道総合技術研究所)

燃料電池ハイブリッド試験電車の燃料電池の出力制御方法が燃料電池の寿命に与える影響を検討するため,燃料電池の出力電圧の劣化予測モデルを作成し,その予測モデルを利用し,走行エネルギーシミュレータにより燃料電池の出力制御方法の違いが燃料電池の寿命に与える影響の評価を行った.

018

燃料電池システムにおける加湿器モデルを用いたモデルベース加湿制御の開発

間庭 秀人・日高 洋平・木村 浩一・小岩 信基(本田技術研究所)

燃料電池の耐久性向上のために,膜含水量を適切に制御することが重要である.そこで,加湿量を推定するために,燃料電池システムに採用される多孔質中空糸膜型加湿器の内部現象を再現する一次元モデルを構築した.そして,このモデルを用いて運転中の含水量を制御するモデルベース制御手法を開発した.

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