• セッションNo.91 CFD
  • 10月23日 会議室4 12:10-13:25
  • 座長:野口 泰(トヨタ自動車)
No. タイトル・著者(所属)
1

OpenFOAMによるガス燃料噴射における不足膨張噴流の解析

永岡 真・真銅 大樹・岨 宙輝・瀧口 寛太(大阪産業大学)

ガス燃料のさらなる有効活用のために噴流特性を解析するツールとして,オープンCFDソフトOpenFOAMについて,その計算精度を検証した.水素,メタン,窒素をガス噴射弁から大気中に噴射した時に形成される不足膨張噴流をシュリーレン法による可視化実験と比較し,計算手法による違いおよびガス種による噴流特性の違いを解析した.

2

分離法を用いたエンジン実稼働時の排気気流音予測技術の構築

鶴本 徹・石原 教示・廣部 敏之・土路生 修(マツダ)・中村 直樹・新川 貴大(ヒロテック)

近年の騒音規制強化に伴い,内燃機関搭載車開発では排気音の低減が課題となっている.より静粛なクルマの開発を効率よく行うために,排気音を構成するエンジン燃焼起因の脈動音や排ガス流れに起因する気流音のうち,後者の気流音の周波数特性をCFDと音響解析を併用する分離法で,定量的に机上予測する技術を構築した.

3

アイドリング時の部品温度予測及び熱源影響度解析の手法構築

森田 裕貴・石川 皓一・高村 宏行(三菱自動車工業)・和知 伶於(三菱自動車エンジニアリング)・王 宗光(三菱自動車工業)

アイドリング時,走行風が止まることで部品温度が上昇するが,排気ガス温度の変動により非定常性が高く,冷却ファンの稼働により流れ場が複雑なため予測が困難である.そこで弱連成解析による温度予測手法を開発し,精度を検証した.
また妥当性の高い熱害対策実施のため,熱源からの受熱メカニズムの分析手法を考案した.

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