• セッションNo.99 ドライバ感性
  • 10月23日 桜1 13:10-15:15
  • 座長:栗谷川 幸代(日本大学)
No. タイトル・著者(所属)
1

自動車運転ガイダンスにおけるクロスモーダルの効果検証

鴨田 望由(上智大学大学院)・大友 貴史・坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・竹原 昭一郎(上智大学)

本研究の目的は,直感的かつ快適なガイダンスを実現するため,感覚の相互作用であるクロスモーダルの効果を検証することである.本研究では,特定の視覚的シチュエーション内で,音・振動の組み合わせを変えたガイダンスを比較させる評価グリッド法実験を行うことで,クロスモーダルに関する評価要因を抽出した.

2

スイッチ操作感触の心理量定量化モデル構築(第1報)

大友 貴史(アルプスアルパイン)・鴨田 望由(上智大学大学院)・坂本 秀樹(アルプスアルパイン)・竹原 昭一郎(上智大学)

自動車のコックピットに装備されるスイッチは,用途に応じ様々な操作感触が求められる.操作感触に対する評価を形容詞にて行っていたが,「心地良さ」等の心理描写を含めると,解析結果に疑義が生じていた.今回は評価グリッド法を用い感性を構造化し解析することでスイッチの操作感触の心理量定量化モデルの構築を行った.

3

運転の楽しさの感性評価手法開発と大型ドライビングシミュレータを用いた検証

青木 匠(上智大学大学院)・竹原 昭一郎(上智大学)・田中 克則・藤田 裕幹・大西 孝一(日産自動車)

本研究では,自動車を運転する時の楽しさについて感性評価を行った.まず,実車実験でのSD法アンケートの結果から実験参加者を分類し,各群の嗜好性の違いから運転の楽しさの特徴について示した.更に,大型ドライビングシミュレータを用いて,その特徴の差を検証するための実験手法を提案し,その効果を示す.

4

移動空間の体験価値創出のための感性指標化

佐久間 文・野﨑 浩寿・山本 悠・大図 佳子(住化分析センター)

次世代モビリティに求められる価値として,well-beingの達成は重要な項目の一つであり,
移動中の過ごし方の質を向上させることが有効と考えられる.
本研究では,ヒトが移動空間に求める価値を感性工学に基づき明らかにし,またそれらを構成する要素との結びつきを指標化することで,車内空間デザイン開発を促進する手段を提供する.

5

実車環境下での生理指標を用いた乗員の不安状態推定

青木 勇太(本田技研工業)・今井 友裕・塩野 正光(本田技術研究所)

本研究では,交通事故要因の一つに乗員の精神状態に連動したヒューマンエラーがあると考え,事故防止のために,この精神状態を推定する基礎技術研究を行った.具体的には,実車で不安感情を惹起させ,連動する複数の生理変化の探索,これらから不安状態を推定する機械学習モデルを提案する.

Back to Top