• セッションNo.139 ガスエミッション
  • 10月17日 北九州国際会議場 国際会議室 9:30-12:10
  • 座長:未定
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

リアルワールドエミッション低減技術開発(第1報)
-デジタルツイン開発環境の構築-

池本 雅里・峯尾 健太郎・加藤 美江・塚越 崇博・西岡 寛真・川口 文悟(トヨタ自動車)・森部 雄樹・張本 雅康(トヨタテクニカルディベロップメント)

モードエミッションに加えてリアルワールドにおける局所エミッション排出に対する対策を検討.交通流や運転特性がリアルワールドエミッションに影響を与えるため,高い再現性を持つ評価環境が必要となる.交通流シミュレーション・ドライビングシミュレータ・車両シミュレータを連携したデジタルツイン開発環境を構築することで,実路と同等のエミッション評価が可能となった.

2

リアルワールドエミッション低減技術開発(第2報)
-実路エミッション排出対策検討-

峯尾 健太郎・池本 雅里・加藤 美江・塚越 崇博・西岡 寛真・川口 文悟(トヨタ自動車)

リアルワールドにおいては交通流やドライバの運転特性と触媒の状態の組合せによって局所的にエミッションが排出される.miniPEMSを活用してリアルワールドエミッションの排出ポイントと排出メカニズムを解析するとともに,デジタルツイン環境を活用して,触媒・A/Fなどの排気システム制御の検討と様々な交通流環境での対策制御のロバスト性を確認した.

3

ゼロエミッションに向けたパワートレーン技術開発(第1報)
-触媒反応における浄化と圧損のトレードオフ改善-

植田 啓仁・佐々木 浩允・梅本 寿丈・西岡 寛真・川口 文悟(トヨタ自動車)

CN実現に向けた多様な環境対応車開発においては,依然として大気汚染物質の低減も重要.一般的な排気浄化率向上の手法は触媒容量増加や高セル密度化など,圧損増大を伴う背反が存在.本研究はセル入口付近の流体現象に着目.対流活用により触媒とガスの接触を向上させ,トレードオフ改善可能な革新的構造を見出した.

4

アークプラズマ蒸着を利用した触媒スクリーニング法の検討

大堀 鉄平(いすゞ中央研究所)・町田 正人(熊本大学)・小澤 恒(いすゞ中央研究所)

都市部の大気環境問題および地球環境問題に対処するために,様々な排気ガス成分を無害化または資源化する技術開発は重要である.本報告では,それらの反応に適した条件や触媒を効率的に探索するスクリーニング法について紹介する.

5

プラグインハイブリッド乗用車用Pd/CZ系三元触媒の排出ガス浄化性能予測

遠藤 佑馬・草鹿 仁(早稲田大学大学院)・波頭 佑哉・荒木 崇至(マツダ)

プラグインハイブリッド自動車用三元触媒の浄化性能を予測するために反応モデルを構築した.6万5千km走行相当の加速劣化を施したPd/CZ触媒を用い,ミニリアクターによるCOパルス吸着試験,希薄,量論,過濃雰囲気を用いたライトオフ試験を実施した.この結果,計算モデルは150-400℃におけるCO, C3H6, NOの浄化挙動を概ね再現できた.

6

バイオ燃料のスモーク排出特性

友松 健一・伊藤 昌晴(SOKEN)・薄井 陽・河内 隆史・岸本 岳(豊田自動織機)

カーボンニュートラルに向けて軽油を代替するバイオ燃料のドロップインが進行していくが,地域性や法規制により多様な燃料が流通することが予想される.本研究ではバイオ燃料の燃料性状と噴霧特性からスモーク排出を予測し,市場において多様な性状を持つバイオ燃料のエンジン適合制御開発に貢献することを目的とする.

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