• セッションNo.65 新しい計測診断技術I(OS)
  • 5月23日 パシフィコ横浜 G316+G317 9:30-11:10
  • 座長:島田 敦史(日立製作所)
OS企画趣旨
パワートレインをはじめとする自動車工学にかかわる先進的計測診断技術の基礎研究及び技術開発を討議する
企画委員会
計測・診断部門委員会
オーガナイザー
島田 敦史(日立製作所),田中 光太郎(茨城大学),加藤 真亮(SUBARU)
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No. 配信 タイトル・著者(所属)
1

双方向電源システムを活用した車載バッテリ耐久性評価に関する効率的な試験方法の開発

高橋 利道(明電舎)・風見 泰希(菊水電子工業)

小型車および重量車の車載バッテリ耐久性評価について国際連合で議論がされている.車両開発や市場における車載バッテリ耐久性評価は,車両を改造しない状態で効率的な試験方法の実現が望まれている.試験方法の一つとして,連続的に充電および放電が可能な双方向電源システムを活用し,小型車を用いて評価した.

2

車両に搭載された駆動用バッテリーにおける内部抵抗測定手法の評価

森 匠・寺西 望(日置電機株式会社)・高橋 利道(明電舎)

EVの性能や安全性の検査技術として,EV駆動用電池パックの電気特性を実測・評価する手法を確立し,標準化していくことが重要である.本研究では,EVに搭載された状態の電池パックのインピーダンス/内部抵抗を測定する複数の手法を評価した.実験および複数手法の比較検討の結果を報告し,より適切かつ汎用性が高い手法を提案する.

3

点火時期を遅角した場合の質量燃焼割合50%クランク角度と指圧波形中の低次周波数成分との関係

長島 慶一(本田技術研究所)・土屋 一雄(明治大学)

機関保護や排気触媒早期活性目的で点火遅角すると,2山指圧波形になることがある.このような2山波形でも,質量燃焼割合50%クランク角度と低次sin成分振幅bkには相関性が確認できた.またこの場合,bkが負となることがあるが,bk算出式中のsin波部分が負になる時期の圧力が高いことで生じる.

4

直噴ガソリンエンジンの冷間および希釈希薄燃焼における予混合乱流火炎の消炎挙動

加藤 真亮・椎名 義朗・津田 雄史(SUBARU)

実働中の直噴ガソリンエンジン内で, 冷間を含む運転条件下において生じる希釈希薄燃焼限界付近の火炎伝播中の消炎挙動を計測. 同時計測された排気バルブ直下の高速HC計測結果と対比する事で筒内流動制御と各失火消炎挙動との関係性を明らかにする. また予混合乱流火炎画像に基づく乱流燃焼速度解析と筒内の熱力学的解析から反応凍結に至る消炎挙動について考察を行った.

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