• セッションNo.100 ドライバ快適性
  • 10月23日 桜1 15:55-18:00
  • 座長:平尾 章成(芝浦工業大学)
No. タイトル・著者(所属)
1

自動運転時の制動における感性評価と身体挙動の関係

竹原 昭一郎(上智大学)・松岡 正憲(アドヴィックス)

安心で快適な自動運転機能を実現する必要がある.本研究では自動運転時の制動を対象に,人間の感性と姿勢保持動作の関係解明を目指す.本報では,官能評価の結果にクラスター分析を行うことで実験参加者を分類し,グループごとの姿勢保持動作の傾向と心理評価を比較することで,制動に対する嗜好性について調べた.

2

運転シートの快適性評価に車室内空間における視覚情報が与える影響

鎌江 遼・古田 真将(京都工芸繊維大学大学院)・北川 哲也・古舞 隆司(富士シート)・西崎 友規子(京都工芸繊維大学)

従来,運転シートの快適性評価は触感覚から得られる情報を基にされてきたが,人は複数の感覚情報を統合して評価を行っている.本研究は,視覚情報が快適性評価にどのように関わるか検討することを目的とし,VRによって異なる車内を視覚的に提示した際,同じ運転シートに対する快適性が異なるか明らかにした.

3

筋骨格シミュレータを用いた疲労低減姿勢のためのシート因子の最適化と検証

吉田 遼太郎・岡本 真也・福田 悠人(群馬大学)・岩瀬 勉・香西 俊彦(群馬大学/SUBARU)・中沢 信明(群馬大学)・坂本 雅昭(高崎健康福祉大学)・内形 恭平・伏見 輝・半田 昌巳(SUBARU)

本稿では,疲労の少ない自動車シートの開発を目指したシート因子の最適化を目的とする.事前の研究により選定した重要なシート因子を変化させた際の筋活動を筋骨格シミュレータで解析し,静的,動的各条件における各シート因子の最適化を行った.また,官能評価実験により解析結果を検証した.

4

大型車両における車室内空気質評価法の検討と確立
-機器分析による大型バス空調機器のVOCs計測-

内山 一寿(東海技術センター)・城井 啓吾(ジェイ・バス)・菅 勝博・木津 拓磨(いすゞ自動車)・岩渕 七重(エスペック)・松井 秀親・丹羽 啓誌(東海技術センター)・達 晃一(いすゞ自動車)

車体も装備される機器の大きさも乗用車に比べ桁違いに大きい大型車両,特に大型バス空調のVOCsは,その大きさ故に分析評価が困難であった.今回,大型恒温槽を用いたアクティブサンプリング法により,バス用空調機器から発生するVOCsをGC-MSで分析することが可能になったので,その経緯を報告する.

5

公共交通の室内環境の見える化に関する基礎検討

坂口 淳(新潟県立大学)・篠原 直秀(いすゞ自動車)・達 晃一(産業技術総合研究所)

本研究は公共交通車内の温湿度,浮遊粒子状物質濃度,二酸化炭素濃度,照度などの測定結果をデジタルサイネージなどで表示するビジュアルコミュニケーションについて基礎的な検討を行っている.さらに,公共交通利用者の車内環境に関する申告を収集するためにウェブアンケートとIoT端末を用いた調査を行い,回答方法について比較する.

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