• セッションNo.114 VOC I
  • 10月24日 会議室3 9:30-11:10
  • 座長:尾関 義一(AGC)
No. タイトル・著者(所属)
1

国内初BEV路線バスの換気性能

達 晃一(いすゞ自動車/産業技術総合研究所)・篠原 直秀(産業技術総合研究所)・坂口 淳(新潟県立大学)・金 勲(国立保健医療科学院)・鍵 直樹(東京工業大学)

公共交通の実効性のある感染対策の一つとして,エアロゾルフィルターの開発を実施してきた.しかしエアロゾルフィルターの導入にはコスト高になるため,普及が進んでいない.そこで感染対策以外の効果の検証を実施した.またこのエアロゾルフィルターが標準装備されたと国内初BEV路線バスの換気性能の結果報告を行う.

2

公共交通機関車内における中性能フィルター導入による粒子低減効果および捕集粒子の同定

篠原 直秀(産業技術総合研究所)・橋本 一浩(エフシージー総合研究所)・坂口 淳(新潟県立大学)・達 晃一(いすゞ自動車)・金 勲(国立保健医療科学院)・西谷 崇(日本バイリーン)・高見 健人(東洋紡エムシー)

中性能フィルターをバス車内空調に導入した際の車内空気中の粒子低減効果およびその経時的な性能変化を評価した.また,実運用されたフィルターに捕集された粒子(金属や微生物など)の同定および定量を行った.

3

qNTAに基づく車室内環境に含まれる化学物質の網羅的リスクスクリーニング手法の検討

徳村 雅弘・酒井 颯大・榎本 剛司(静岡県立大学)・達 晃一(静岡県立大学/いすゞ自動車)・篠原 直秀(産業技術総合研究所)・牧野 正和(静岡県立大学)

自動車室内の内装材からは多種多様な化学物質が放散し,それらに起因する健康影響が懸念される.本研究では,車室内環境に含まれる化学物質の定量ノンターゲット分析(qNTA)と毒性ポテンシャルの予測手法を組み合わせることで,車室内環境に存在する化学物質に対する網羅的なリスクスクリーニング手法を検討した.

4

パッシブサンプラーによる車室内VOCの定量評価(第2報)
-2-エチル-1-ヘキサノールの定量評価の検討-

星野 邦広(ENVサイエンストレーディング)・達 晃一(いすゞ自動車)・徳村 雅弘(静岡県立大学)

著者らは昨年の報告でパッシブサンプラー(POD Sampler)にてトルエン,エチルベンゼン,キシレン,スチレンについて定量分析が可能であることを示した.今回は室内濃度指針値の候補物質である2-エチル-1-ヘキサノールの定量分析について検討したので報告する.

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