• セッションNo.127 高分子材料I
  • 10月24日 白橿2 9:30-11:35
  • 座長:平脇 聡志(本田技術研究所)
No. タイトル・著者(所属)
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ゴムとステンレス球の摩擦における変位とひずみの空間分布に関する研究

西 駿明・上野 恭平・野本 智広(東北大学)・杉澤 進也・秦 大樹・山口 健・桑山 勲(ブリヂストン)・山口 健(東北大学)

自動車の制動性を制御する上でタイヤを構成するゴムの摩擦制御は非常に重要である.ゴムは低弾性が故に摩擦において変位とひずみが発生し,摩擦発現を決定するが,その空間分布は未だ解明されていない.本研究では,デジタル画像相関法に基づき,これらの分布を実験的に明らかにした.

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計測/シミュレーションデータを活用した材着樹脂材料の外観評価予測手法

木本 博行・泉 美奈子・坂本 浩隆・信原 邦啓(トヨタ自動車)

CNと新規意匠を狙いとした無塗装外板材として開発されている材着樹脂は,組成による色目制御が重要である.色目は官能評価されるが,組成と色目の相関に関わる知見は乏しく,試行錯誤の創り込みが現状である.試行錯誤を減少すべく,情報科学を活用した,判定OKとなる組成や色目の特徴予測技術を開発した.

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シミュレーションによる樹脂-金属接合メカニズムの探索

井上 博貴(東ソー)

金属と樹脂を接合する射出接合は,表面処理した金属をインサート成形する手法であり,接着剤やネジ止めが不要である.射出接合は,生産性は高く,設計自由度が高いといった特長を有するが,その接合メカニズムは,不明確な点が多い.本研究では,接合メカニズムに影響を与える因子を,シミュレーションを活用して調べた.

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損傷モデルを用いた接合部のき裂進展シミュレーション

杉山 裕文(山梨大学)・岡澤 重信(山梨大学/ダイバーテクノロジー)

マルチマテリアル化に向けて接合部の強度評価が重要となると考えられる.その中でも樹脂部材の接合部における破壊問題についてき裂進展シミュレーションを用いて評価するために,損傷モデルを導入した解析手法を提案する.突合せ継ぎ手やシングルラップ接合などいくつかの例題を通して提案手法の妥当性を検証する.

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樹脂の衝突CAE用パラメータの同定方法と衝撃試験による内装部品の精度検証

鈴木 一弥・大堀 敏郎・石原 真之(スズキ)

車両衝突CAEで樹脂部品の割れの有無を判定するためには,樹脂の力学特性を表現できる材料モデルに適切な物性パラメータを設定する必要がある.汎用CAEソフトに搭載される樹脂専用のモデルに入力するパラメータを一般的な材料試験の結果から同定する方法,および内装部品の衝撃試験より精度を検証した事例を紹介する.

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