若手エンジニアの会
2021年電気学会産業応用部門大会(JIASC2021)において,若手エンジニアの交流および情報収集を目的とした「若手エンジニアの会」の開催を予定しています。
本会の目的
①高専・大学・企業の垣根を越えて,若手同士で意見交流できる機会を提供いたします。
②特に学生の皆様に対して,自身のキャリアパス(高専・学部・修士で卒業して就職した場合のキャリア,博士に進学して就職もしくはアカデミックに進んだ場合のキャリア)を考えられるよう,比較的年齢が近い人からの体験談を通して様々な情報を提供いたします。
- 開催日時:大会初日8月25日(水)16:30~18:30
- 会場:ニューオータニ長岡,雪椿の間(ハイブリッド開催)
- 参加対象:学生,若手技術者,若手教職員(40歳未満)
- 参加登録:講演申し込みページもしくは一般参加申し込みページからご登録ください。
これまで,産業応用部門大会をはじめとする学会・研究会は研究成果の発表を行うと同時に様々な方々と直接交流し意見交換できる貴重な機会となっていました。また,同年代との交流を通し,生の情報に触れモチベーションを高める良い機会でもありました。
しかし昨今のコロナ禍の状況においては,交流の場の減少に伴い,将来のキャリアパスを十分に考える機会や有益な情報を得られないまま,進路を決めてしまう可能性があります。
そこで,若手エンジニアの会では,キャリアパスの選択肢の幅を広げていただくために,就職や進学(修士課程や博士課程),そしてアカデミック(教員)と様々なご経験のある講演者から,自身の経験談をご講演いただき,意見交換を行える機会を提供したいと思っております。
講演者および講演内容については以下を予定しています。
- 高専卒から企業へ就職した企業たたき上げ技術者
高瀬 善康 様(株式会社安川電機)
「企業における若手エンジニアのキャリアパス」
「企業内研究開発のやりがいと難しさ」
「”企業に就職する”ことについて伝えたいこと」
など - 日本と海外で博士を二度取得した技術者
上村 浩文 様(富士電機株式会社)
「日本で博士課程へ進学した時のモチベーション」
「その後,一般企業への就職を選択した時のモチベーション」
「就職後に海外であらためて博士取得をすることになった動機」
「日本と海外のドクターの違い」
など - 複数の大学を経験している若手教員
萬年 智介 先生(筑波大学)
「博士進学のきっかけとその時に考えていたこと」
「研究職としての大学教員のメリット/デメリット」
「進路としての大学~いろいろな大学を見てきて思うこと」
など
※講演内容は変更になる場合があります。
講演者の発表後に,フリーディスカッションの時間を設けます。ここでは進学や就職,研究の仕方やモチベーションの上げ方など日頃の悩みを思う存分語り合える機会を提供できればと考えています。特に就職や修士・博士課程への進学で不安や悩みがある方は,是非参加して質問していただければと思います。
また, 今回はハイブリッド開催の特徴を活かしてチャットでの質問も受け付けたいと思います。素朴な質問からちょっと聞きにくいような質問まで,気軽にどしどしお寄せください。
※より良い会にするために事前および終了後のアンケートにご協力をお願いいたします。