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2024年電気学会産業応用部門大会
2024 IEE-Japan Industry Applications Society Conference

会期:2024年8月28日(水)〜30日(金)
会場:水戸市民会館(茨城県水戸市泉町)

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特別講演

大会初日にプレナリーセッションの特別講演を一般無料公開いたします。
特別講演は対面(現地参加での聴講)のみとなります。

聴講参加登録については,こちらからご登録ください。

一般無料公開の特別講演の申し込み締切:2024年8月23日(金)


日時 8月28日(水) 9:00-12:30
会場 水戸市民会館 大ホール

プログラム

特別講演1

講師:稲荷田 聡 様(株式会社日立製作所 鉄道ビジネスユニット CTO)稲荷田 聡
講演題目:「株式会社日立製作所における鉄道ビジネスの海外展開」
概要:株式会社日立製作所における鉄道事業の海外進出の背景,英国案件受注に至るまでの経緯,特に技術面,認証面の課題とそれらに対する対応と成果について紹介する。また,英国での車両納入後の展開,評価,受注拡大に向けた活動と成果,加えてイタリア車両メーカおよび信号システムメーカ買収による技術の融合,事業拡大についても触れる。さらに,鉄道システムの保守,信頼性向上に向けた活動,今後の展開についても紹介する。

特別講演2

講師:岡田 誠 先生(茨城大学)岡田 誠
講演題目:「チバニアンと地磁気の逆転」
概要:約46億年間の地球の歴史は,地層に残されたさまざまな痕跡をもとに100以上の地質年代に区分されています。そして各地質年代の始まりの痕跡が世界で最もよく残された地層が,その年代の基準の地層(GSSP)として選ばれます。約77万年前に起こった地磁気逆転が始まりの目安となった「中期更新世」のGSSPとして,千葉県市原市の地層が2020年1月に選ばれました。そして「中期更新世」が,日本の地名にちなんだ初の地質年代「チバニアン期」と名付けられたのです。本講演では,この快挙をもたらした房総半島の地層が持つ類い希な特徴,そして地磁気逆転現象について解説します。