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2025年電気学会産業応用部門大会
2025 IEE-Japan Industry Applications Society Conference

会期:2025年8月19日(火)〜21日(木)
会場:徳島大学 常三島キャンパス(徳島県徳島市南常三島町)

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実行委員長挨拶

産業応用部門 徳島大会へのお誘い
〜阿波踊る徳島から,産業応用技術の渦を未来に広げよう!〜

Invitation to 2025 JIASC at Tokushima
From Tokushima, the heartland of Awa Odori, let’s propel the vortex of industrial application technologies into the future!

2025年電気学会産業応用部門大会 実行委員会委員長
安野 卓(徳島大学)
Takashi Yasuno (Tokushima University)
Steering Committee Chair of the 2025 IEEJ Industry Applications Society Conference

安野 卓

今年の電気学会産業応用部門大会(徳島大会)は,2000年に徳島県郷土文化会館で開催して以来,25年ぶり2回目の徳島での開催となります。2023年の名古屋大会,2024年の水戸大会では,1300人を超える参加者,550件を超える論文を集め,盛況が続いています。徳島大会もこの流れを継承できればと思っています。

産業応用部門大会は,例年,大学や高専などのアカデミア関係者と企業関係者がほぼ半数程度参加されるという,非常にユニークな大会です。そのため,学術的な議論だけでなく,社会実装を見据えた議論も活発に行われています。学生や若手エンジニアにとっては,刺激的で貴重な経験が得られるよい機会だと思います。是非,これまでの研究成果を論文投稿いただき,Face to Faceでの議論を通じて交流を深めていただければと思います。

徳島大会でも,「ヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)」は引き続き実施します。また,若手会員の交流の場として好評の「女性/若手エンジニアの会」も開催します。「若手論文発表奨励賞」も引き続き実施します。そのほか,プレナリーセッションでの特別講演や,小学生とその保護者を対象とした「子ども理科体験教室」,電気自動車や計測装置,シミュレーションソフトなどの「企業展示」,徳島の食材を使った料理や地酒を堪能できる「懇親会」,徳島市内から少し離れた場所まで貸切バスで訪れる「テクニカルツアー」など,魅力的なイベントを企画しております。是非,お申し込みの上ご参加いただければと思います。

徳島県は,都道府県魅力度ランキングでは毎年40位台に位置しています。これは,「祖谷のかずら橋」や「鳴門の渦潮」などの観光地へのアクセスが,公共交通機関のみでは少し不便だからかもしれません(徳島県は電車がない唯一の都道府県です)。しかし,四国八十八ヶ所お遍路さんへのお接待(おもてなし)文化は,私たちに安らぎと感謝の気持ちを与え,温暖な気候と吉野川がもたらす肥えた土地で育った鳴門金時や蓮根,すだちなども美味で,鳴門鯛やハモなどの海産物も豊富に揃っています。徳島ラーメンも是非ご賞味下さい。そして,徳島と言えば「阿波踊り」です。産業応用部門大会開催の1週間ほど前から徳島市で始まります。ご都合が付く方は是非,「踊る阿呆」と「見る阿呆」になっていただければと思います。阿波踊りは,懇親会でも有名連の演舞をご覧いただく予定ですが,「阿波おどり会館」でもご覧いただけます。

論文投稿締め切りは6月2日(月)17:00です。阿波踊る徳島から,鳴門の渦潮の如く様々な人や技術を勢いよく巻き込みながら,産業応用技術の魅力を未来に大きく広げる大会になることを願っています。実行委員会一同,皆様と徳島でお会いできることを楽しみにしております。